社員ブログ

システム開発

初心者が始めるmicroCMS。①

みなさんこんにちは。 

エンジニアの「わたなべ」と申します。 

 

突然ですが、「microCMS」ってご存じですか? 

 

・・ええ、私は知りませんでした。 

今回、社内ブログの企画に抜擢され、弊社の代表からムチャ振りテーマを告げられなかったら、 

きっと、一生出会うことはなかった言葉かもしれません。 

 

タイトルにある初心者とは、何を隠そう私のことです。そんな初心者の私が、全4回のブログを通じて、一端のmicroCMSerとして成長していく様子を暖かい目で見守っていただけますと幸いです。 

 

では、わたなべの「初心者が始めるmicroCMS」、はぁじまぁるよー! 


microCMSとは?


ゼロ知識なのでまずは公式サイトをチェックしてみます。 
https://microcms.io/ 



「あらゆるコンテンツ運用を素早く簡単に」
 
ふむふむ。
 
「microCMSはAPIベースの日本製ヘッドレスCMSです。開発・運用コストを大きく下げることでビジネスを加速させます。」
 
なるほど・・わからん。
 
あれ??もしかして私、自分が思っているよりもエンジニアでは・・ない・・?
なんちゃってエンジニアだったのか・・? と危惧を覚えていたら、



「エンジニア以外の方はこちら」
 
いいリンクを発見しました。
冒頭で、エンジニアの・・と自らを紹介しておいて何ですが、
先日チャタリングを直したばかりの、10年物のLogicool G700ですかさずリンクをクリック!
https://microcms.io/lp/non-developer



5日間かかるコンテンツの更新をたった1時間に
 
マジすか。
これが本当だったらすごい画期的じゃないですか・・!
 
・・しかし、情報に踊らされすぎた昭和生まれの私。
こんな1文で物事を簡単に判断したりはしないですよね?
次項以降で慎重に、整理していきます。

そもそもCMSとは?



情報に踊らされないためにも、不明な単語を一つ一つ掘り下げていきます。
 
「CMS」とは、「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、簡単にいうとWebサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのことです。
といっても、Webサイトの制作・構築に携わったことのない方には理解しづらいかもしれません。
 
なるほど・・私がそこら辺の言葉に疎かったのも、主にサーバーサイドをメインに育ってきたからで、フロントエンドには携わってこなかったからと頷けますね。
(良かった。やっぱり私はエンジニア(サーバ―サイド)だった)
 
私でも知っている、HTMLやCSSを用いて、1ページずつWebページを作成するのではなく、
データベース上に個別に保存されている画像やテキスト、テンプレートなどのデータを取り出してWebページを自動的に生成してくれるのがCMS
確かに、モジュールに修正が入るときも、参照元を修正すればいいだけなら、デグレの発生もテスト工数も削減できるメリットが考えられますね。

CMSとはWebサイトの構成を一元管理するシステム

ここまで書いて思ったことは、
各コンテンツを細分化して、CMSで管理するのって、正に「オブジェクト指向」ですよね。
必要な時に必要なものを取り出す・・そう考えると、とたんにCMSが身近に思えるから不思議。今まで黒ずくめの正体不明だったCMSさんも、愉快な隣人に感じることでしょう。



CMSでの管理はオブジェクト指向そのもの

改めてmicroCMSとは?


CMSの有用性を理解したところで、改めてmicroCMSに焦点を当てていきます。


少し調べてみたら、世の中には多数のCMSが存在していることが分かりました。
その中でも圧倒的なシェア数を誇る、オープンソース型のWordPress。
ただこちらは無料であるが故の限界も多々存在している様子です。
・公式なサポートがない
・セキュリティが不安定
などが一例です。
 
microCMSがWordPressなどの他社CMSと異なる点、
それはヘッドレスCMSであることです。
 
ヘッドレスCMSとは従来のCMSと異なり、表示画面(=フロントエンド)と裏側のシステム(=バックエンド)が完全に分離しているのが特徴です。言い換えると、ヘッドレスCMSはコンテンツ管理のみに特化したCMSとも言えます。
 
完全に分離しているからこそ、フロントを作成してからバックを着手という従来のウオータフォール型ではなく、フロントとバックを並行して開発する、アジャイル型でスケジュール短縮が図れるということが利点ですね。世の中のDX風潮で、ヘッドレスCMSに乗り換えている企業の増えてきているとのことです。

microCMSはヘッドレスCMS
アジャイル開発による圧倒的効率化

最後に


以上で、少しなりとも(ほんとに少しだけ)CMSの概要をつかめました。
次回は実際にmicroCMSを使ってみて、何ができるかを書いていきたいと思います。
バイバイ!

Back to Top