こんにちは、ゲーム大好き新人デザイナー・まのです。
前回に続き、デザインとマインクラフトをテーマに色々と考えてみました。
こちらはドイツやオーストラリアにある有名な図書館を参考にして作った内装建築ですが、デザインや空間について考えながら建築したので、そちらの2点を少しだけ掘り下げてみます。
◆図書館1階
◆図書館2階
◆図書館3階
創造性とデザインスキル
両方ともユーザーのニーズや期待に応えるために不可欠な思考です。
マインクラフトでは美しい建築物や環境を作り出し、Webデザインでは視覚的に魅力的で機能的なウェブサイトを作ると言い換えることができるのではないでしょうか。
もう少し細かく考えてみます。
創造性とは
新しいアイデアを生み出し、既存の概念や方法を斬新な方法で組み合わせたり、変化させたりすることで、4つのポイントが挙げられます。
発想力: 既存の枠にとらわれない新しい視点で物事を考える
柔軟性: 状況に応じて異なる方法や解決策を見つけ出す
冒険心: 失敗を恐れずに挑戦する精神
好奇心: 常に新しい知識や経験を求める姿勢
デザインスキルとは
視覚的な要素を効果的に組み合わせて、機能的で美しいものを作り出す技術で、5つのポイントが挙げられます。
色彩理論: 色の選び方とその組み合わせによって視覚的な印象や感情を操作する。
レイアウト: 要素を効果的に配置して、視覚的な流れや秩序を生み出す
タイポグラフィ: 文字の形や配置を工夫して、読みやすさや視覚的な美しさを向上させる
ユーザーインターフェース (UI) デザイン: ユーザーが直感的に操作できるように設計する
ユーザーエクスペリエンス (UX) デザイン: ユーザーが満足できる体験を提供できるように設計する
創造性とデザインスキルは、切っても切れない関係にあるのではないかと感じています。
創造性が新しいアイデアや視点を提供する一方で、デザインスキルはそれを具体的に形にするための技術や手法になります。
どちらか一方に偏ることなく、両方をバランスよく取り入れることで、優れた作品が生まれます。
例えば、マインクラフトの建築では創造性が独特な建築物や風景を思いつく助けとなり、デザインスキルがそのアイデアを実際にブロックで表現するための技術や手法になります。
同様に、Webデザインでは創造性が新しいデザインコンセプトを生み出し、デザインスキルがそれをユーザーフレンドリーなウェブサイトに変える役割を果たします。
空間認識
マインクラフトの建築ではブロックを使って3D空間を構築します。Webデザインもレイアウトを考え、ユーザーが直感的に操作できるように配置を工夫する必要があります。
空間認識についても少し考えてみます。
空間認識とは
物体の位置、距離、サイズ、形状などを理解し、視覚的に把握する能力・・・と聞くと難しそうなので、具体的な例を挙げながら考えてみます。
位置と距離: 物体と物体の距離を考えます。マイクラなら家具に見立てたブロックを配置する際に、部屋の広さや他の家具(に見立てたブロック)との距離を考慮してバランスよく配置します。
形状とサイズ: 物体の形やサイズを把握してレイアウトを考えます。例えば、マイクラで城や街など大きな物を作るときには「基準となる何か(建物だったり道幅だったり)」を決めてから、他の建築物の形状やサイズを想像すると進めやすいと思います。
相対的な関係: 物体同士の相対的な位置関係を決めることで、デザインやレイアウトの際に、視覚的なバランスを保ちます。例えば、Webデザインでは、テキストと画像の配置を考慮し、視覚的にユーザーの負担にならないページを意識して作成します。
とにかく実践と経験
Webデザインもマイクラもとにかく作ってみないと改善点に気付くことはできません。
成長するためには、建物やインテリア、アート作品などを観察し、なんとなくでも良いから感覚として自分の中に落とし込む作業の繰り返しなのかな、と思います。
テレビはあまり見ないのですが、毎週日曜日午後6時から放送されている世界遺産の番組は楽しみにしています。
私にとっては貴重なマイクラ資料の宝庫とも言える番組で、世界遺産を見ながら常に脳内でブロックに変換しています。
まだマイクラであのレベルの建築を再現できないので、自分の空想世界の創造が終わったらチャレンジしてみたいジャンルでもあります。
デザインとマイクラは無限に広がる不思議な世界です。